2017年02月17日

クライアントから教わる姿勢

2017.02.17

ようこそ!
今日もお越し下さってありがとうございます。


心理臨床 を20年もやっていると、
私のことを神とか仏とか言って崇める方が現れます。

「精神障害福祉手帳を持っている私が、一般枠で就職することが出来ました。」
「竹内先生のおかげで、一生治らないと思っていた心の病が治りました。」
「竹内先生のおかげで、ついに結婚することが出来ました。」
「竹内先生のおかげです。竹内先生は、私の命の恩人です。」等など。

上記の言葉を言われると、
嬉しいは嬉しいのですが、「気持ちを引き締めなければ…」
「もっと良い仕事をしなくては…」と思う気持ちのほうが強いです。

良くなったのは、まぎれもなく、クライアント自身の力です。
私は、たまたま、その場に居合わせただけの、幸運な存在です。





心理カウンセラーとして開業して20年もやっていると、同業者の良くない噂を耳
にすることが多いです。聞いていて、腹立たしく思うと共に、本当に胸が痛いです。

臨床を何十年やろうと、研究を何十年やろうと、
カウンセラーは、クライアントから教わる姿勢を失ってはオシマイです。

なんだかんだ言っても、
クライアントのことを1番よく知っているのは、クライアント自身です。
クライアント自身が、その症状、その問題のスペシャリストなのです。

カウンセラーは、クライアントの訴えに耳を傾け、クライアント自身に気付いても
らうか、クライアントが見落としている事実を、そっと指し示すくらいです。

ときに私も、クライアントにたくさんの助言をすることがありますが、その助言だ
って、クライアントに受け入れる準備がなければ、何の役にも立ちません。

あくまでも、主役はクライアント、主治医はクライアントなのです。

私は専門家だから、
私のほうがよくわかっている、私のほうがよく知っている。
私が治してやる、私の言うことを聞け、私の言う通りにしろ。
私のおかげだ、私は偉いんだ。
等と思い出したら、カウンセラーとして失格です。 (T_T)

カウンセラーは、どこまでも謙虚でなければなりません。
大切なのは、「教えてやろう」ではなく、「教わろう」という姿勢です。

クライアントは、傷つきやすい状態でカウンセリングルームに訪れます。
カウンセラーは、そのことを一瞬たりとも忘れてはいけないと思います。

私も、他所で苦情を言われないよう、
誠心誠意カウンセリングに取り組んでいきたいと思います。<(_ _)>


今日も最後までお読み下さってありがとうございます。
皆様にとって、今日も良き日でありますように…。


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posted by 竹内成彦 at 08:34 | ちょっと真面目な話 | 更新情報をチェックする